不動産仲介業務のアウトソーシング化 VS 自社体制での効果の違いを大公開!

2021-05-212023-03-03

新型コロナウイルス、緊急事態宣言などの影響で、リモートワークへと取り組む企業が増えたと思いますが、リモートワークの実施率は25%程度のようです。

福岡の不動産会社、特に不動産仲介会社においてはほとんどの企業がリモートワークを実施できていないという現状だと思います。

そんな中で実際に撮影業務をアウトソーシングするのが良いのか、それとも自社体制の方が良いのか、今回のブログで紹介いたします。

コロナ前後で確実に増えているアウトソーシング体制

株式会社Live Searchは物件写真の撮影業務や間取り図の作成業務をアウトソーシング化するサービスを提供しており、現在150社以上の企業様に導入いただいております。

その中でも特徴としては、"ただ撮影をするだけ"ではなく、撮影した画像の編集作業や、データ名のラベリング、そして実寸で計測した寸法情報を記載した間取り図も撮影した写真とワンセットで作成する点です。

実際にアウトソーシング化している会社の声

仲介業務はさまざまですが、撮影業務という分野においても自社体制にするのか、アウトソーシング体制にするのか、この方向性は会社によってさまざまであり、今まで幾度となく議論されたことだと思います。

弊社サービスを導入している会社様にアンケートを実施し、アウトソーシング体制を取り入れている会社様の声を調査しました。

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撮影業務をアウトソーシング体制にした結果、自社体制のままより『良かったと感じる』と答えた会社がほとんどで、『自社体制の方が良い』という答えはありませんでした。

アウトソーシング体制 vs 自社体制で決定的に変わること

 1.業務効率面

アウトソーシングを取り入れるか、自社スタッフが業務を行うか、この選択肢で決定的に変わるものの一つが『業務効率面』です。

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上の表は自社体制とアウトソーシング体制の時の業務効率についての表です。
自社体制の際の移動時間60分とは物件までの移動時間を往復で計算しています。
その他にも物件の撮影を30分で計算していますが、自社体制でかつ高いクオリティの写真を求める場合は撮影時間が1時間を超えると思います。
間取り図の作成においても、一番小さな間取りタイプ1Kの所要時間が30分程度です。
4LDKなどの間取り図になると30分で作成するのは難しいと思います。
逆にいうと、不動産賃貸のEC化へと向かう中で物件写真や間取り図に力を入れることができなければ、必ず入居希望者から淘汰されてしまいます。

その反面、アウトソーシング体制の時は、弊社サービスを活用の場合、管理会社様から撮影した物件をサイト内でダウンロードするだけになります。
この表では10分と記載しましたが、実際には物件を検索して、Webサイトで広告掲載したい物件の写真をダウンロードするだけとなりますので、5分もかからないと思います。
なので、自社スタッフの業務負担という面でもこれだけの違いがありますが、スピードが重要な仲介業務において、自社体制かアウトソーシングを取り入れているかで約10倍のスピードの違いがあるということです。

こちらについても弊社サービスを導入している会社様にアンケートで調査しました。

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業務効率面でこれだけの違いがあるので当然かもしれませんが、自社体制のままより『効率的になったと感じる』と答えた会社がほとんどで、『自社体制の方が良い』という答えはありませんでした。

 2.収益面

アウトソーシングを取り入れることで業務効率化されるというのは容易に想像がつくことだと思います。
株式会社Live Searchが提供するサービスでは、業務効率よりも『売上パフォーマンスをいかに上げるか』という点にコミットしているサービスです。
自社体制で撮影した物件写真で集客をした場合と、アウトソーシング体制で撮影した物件写真で集客をした場合の違いについても、弊社サービスを導入している会社様にアンケートで調査しました。

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このアンケートに関しては、約89%の会社様が自社体制の時よりも、アウトソーシングを取り入れたことで、空室がすぐに決まるようになったと答えています。
ですがこのアンケートはあくまで、弊社が撮影した場合のバフォーマンスになります。
アウトソーシングのサービスにもさまざまなサービスがあるので、低価格だけどただ撮影だけをするようなサービスでは収益面の効果は感じにくいかもしれません。
そして集客に活用している媒体(不動産ポータルサイトや自社サイトect...)を利用しているかでも効果は変わってくると思います。
実際に弊社サービスを利用中の加盟店様は、同じ数の人員で業務コストの削減を実現し、かつ売上を10%〜20%伸ばしている会社様が多くあります。

番外編

 1.勤務面

 
冒頭で触れましたが、アウトソーシングを取り入れることで、リモートワークに対応することも可能になります。
弊社のサービスをご利用の場合、PCがあれば、撮影に行くことなく自宅からでも物件写真の取得ができ、他のリモートのメンバーとブラウザ上でデータを共有することができるので、『このPCにしか物件データが入っていない!』といったことがなくなります。

 2.無断転載のリスク

 
自社体制だけど撮影に行かずに画像をどこかからパクれば良い!という考えのスタッフや会社も一部ございます。

ですが、プロの撮影した写真や、別の不動産会社が撮影した写真を勝手に使用するのは著作権侵害・無断転載になり、最悪の場合、法的処理になります。
(Live Searchの場合も弊社サービスの加盟店様の売上の機会損失になりますので、サービスを利用していない仲介会社様の利用は禁止しております。)

さいごに

いかがでしたでしょうか。
実際にアウトソーシングを取り入れている会社様のアンケート結果を公開している記事はあまりないのではないかなと思います。
自社体制でもアウトソーシング体制でもそれぞれメリットはあると思いますので、これを機に検討してみてはいかがでしょうか。